2014年06月30日 貸切バス新運賃・料金の届出

今後一連の、新制度がスタートする事になりましたので、既に実施されている関連法改正と併せてご案内いたします。

1)運送の申込書および引受書の書面取引の義務化(H24.7.20実施)
取引内容の明確化と法令違反に該当する契約・運行の確認の容易化および監査等による事後確認の実施

運送引受書の記載内容
a、旅行の日程
b、出発・帰着の日時
c、運行の経路、主な経由地における発着日時
d、走行距離(実車・回送)

2)交替運転者の配置基準(H25.8.1)
a、乗務員拘束時間 原則13時間以内、最大16時間まで
(拘束時間:乗務員が出勤してから退勤までの時間)
b、運転時間 9時間以内(車庫出庫から車庫帰庫するまで)
c、連続運転時間 高速道路で概ね2時間に10分以上、4時間毎に30分以上の休憩が必要
d、距離の基準 実車運行500km(夜間400km)まで
e、休息期間 勤務終了後、次の勤務開始まで継続8時間以上の休息が必要

3)貸切バスの新たな運賃・料金制度(H26.4.1施行)H26.6.30移行期間
貸切バスの運賃・料金は主に次の3種類を合算して算出することになりました。
a、運賃 時間と距離の併用運賃となります。
 ア、時間 車庫出発から車庫帰庫までの走行時間に出庫前点検・点呼、入庫後点検・点呼として各1時間づつ計2時間を合算した時間
 イ、距離 車庫出発から車庫帰庫までの走行距離(回送距離含む)
上記の算出数値に近畿運輸局が公示した車種ごとの上限額と下限額の間の金額を乗じた額が運賃となります。
b、料金(運賃以外に適用されるもの)
 ア、深夜早朝運行料金 22時から5時までの間に走行2割以内の割増料金(運行前後の点検・点呼時間も含まれます)
 イ、特殊車両割増料金 サロンカー・リフト付バス・トイレ付バス等は5割以内の割増料金
 ウ、交替運転者の配置料金 長距離(長時間)・夜行運行における配置料金
c、実費負担
 ア、ガイド・添乗員料
 イ、有料道路料、駐車料、航送料、乗務員宿泊料等

*時間、距離により貸切バスの運賃を算出するため、旅行行程の詳細がなければお見積りを算出することができません。

4)法令・施行について
新運賃制度は平成26年4月1日から施行、平成26年6月30日までを新制度移行期間として各バス会社はそれまでに新たな運賃・料金を届け出る必要があります。
運賃・料金の違反をした場合の罰則が強化され
 初違反 20日車の車両使用停止(現行は警告)
 再違反 40日車の車両使用停止(現行は10日の使用停止)
旅行業者等に対する措置
 運賃・料金の違反について旅行業者等が当該違反に関与していると疑われる場合、観光庁が立入検査等を実施し旅行業法に基づく対応をおこなう。

 貸切バスを安全・安心してご利用頂くため、配車、出発、休憩時間を含めた旅行行程の詳細が必要となります。早めのご相談を頂ますよう、ご理解ご協力をお願いします。

詳しくはこちらをご覧ください
http://www.hyogobus.or.jp/new_rule/index.html